「才能逓減の法則」の項でスキャモンの成長曲線、脳・神経系の発達について述べましたが、最近新たな、かつ衝撃的な研究結果が報告されました。その研究では4歳から19歳の子ども達をIQ値で3階層に分け、脳皮質の変化を調べました。
脳皮質が厚いと脳内の伝達回路(ニューロン・シナプスによる電気信号伝達)の働きがスムーズになります。
さて、結果は?
知能平均群(IQ83〜108)は7歳頃に厚みのピークを迎えたのに、知能上位群(IQ109〜120)は9歳まで厚みを増していきました。ピークを過ぎると脳皮質は次第に薄くなっていく事がわかりました。
しかし、知能優秀群(IQ121〜149)はなんと「13歳」まで脳皮質は厚みを増し続けていたのです。
つまりIQ121以上になると脳の成熟期間が長くなり、優れた学習習得能力を発揮出来る期間も非常に長期に及ぶのです。
今後は5歳頃までにいかにしてIQを121以上に上げられるか?が乳幼児教育の新しい指針となってくるでしょう。まだそのように明確な目標を掲げている教室は残念ながらほとんどありません。
T.O.E.ベビーパークは輝かしい希望に満ちた新時代への航海へ子ども達を導く船の羅針盤でありたいと思います。