近年、心の教育があまり重要視されてこなかった大きな要因の一つに戦前の日本は基本的に「大家族」だったことがあげられます。
近所や親戚との関係も大変に密であったので、そういった「豊かな社会関係」の中で育てば自然にバランスのとれた心と体が形成されていました。
つまり、「心と体の健康は家庭や学校でわざわざ意識的に教育しなくても、自然に身につくものだ」という社会通念が強かったのです。
ですから、「優秀な子供に育てる」為にはペーパーテストに合格する為の百科事典的暗記力や、スポーツ選手として活躍出来るような並外れた身体能力ばかりが重要視されてきました。しかし、核家族化・少子化という家族形態の変化、また都市化に伴う野原などの遊び場の喪失といったように、子どもを取り巻く環境には大きな変化が起こりました。
これは日本に限らず先進諸国においての世界的な傾向でもあります。知識偏重教育の弊害が数多くの深刻な社会問題となって現れ始め次第に心の教育や食育の大切さに目を向ける家庭も増えつつあります。(このHPに辿り着かれた皆様もそのお一人でしょう)
けれどもそれらは未だ研究が始まったばかりの分野であり国語・算数・体育・音楽といった「教科」のように系統立てられた明確なカリキュラムはごくごく僅かで、言わば「ほとんど存在しない」とすら言って良いのが現状です。
そんな中で、50年の歴史に裏付けされ24カ国語に翻訳されて80余カ国で長年に渡って絶賛されている「心の教育プログラム」というのがSMI(サクセス・モティベーション・インスティチュート)プログラムです。もっとも当時それは「乳幼児教育」を対象にしたものではありませんでした。
まだEQ理論が世に提唱される遙か30年前、米国のポール・J・マイヤーが「人生に成功する人物とそうでない人物とは一体何が違うのだろう?」と疑問を抱き、自らの私財を投げ打って研究を深め、数多くの事例と実践結果から「誰でもが人生の幸せを掴める方法」として、愛情豊かなEQ教育の原理をプログラム化・システム化しました。
その完成度・信頼度の高さは世界中で政治・経済・医療・教育・芸能・スポーツ等々、あらゆる分野のトップクラスの人々に定評があります。
日本でも早期乳幼児教育の普及に貢献した第一人者の一人・ソニーの井深大氏、EQ教育の達人・松下電器(ナショナル)の松下幸之助氏、音楽を通して心豊かな才能教育を実現したスズキメソードの鈴木慎一氏など、教育・人材育成に大変造詣の深い方々から推薦されています。
長年の実績を経て、SMIプログラムの体現者達から、「是非、我が子に、我が孫に、幼い時期からこれら人生の「心構え」を教育する「子ども向けプログラム」が欲しい!」と熱望する声が高まりました。そして開発されたのが「SMIファミリーコースプログラム」です。それからまた長い時間を経て・・・この「ファミリーコースプログラム」をベースにした日本初の乳幼児教室が誕生します。
それがこの「T.O.E.ベビーパーク」です。
乳幼児期から適切な時期に適切な心の教育を与えて、また同時に親も「幸せな家庭教育」を実現するためのコツを学び子どもと共に成長しよう!というのがT.O.E.ベビーパークの心の教育です。